ワールドカップ本大会出場へ向けてヨーロッパ予選を戦っているイングランドですが、激震が奔っています。
ユーロ本大会後、ロイ・ホジソンから監督を受け継ぎ、7月に新監督に就任したばかりのサム・アラダイスが早くも退任に追い込まれています。
既にFAが発表もしております。
今回の退任劇は、FA、サム・アラダイス双方合意の上とのことで、解任ではなく辞任という形を取ったということで理解してよさそうです。
それにしても、驚くほどの短命政権でした。
事の発端は、禁じられている第三者の選手保有を促す発言をしていたことを英国メディアが記事にしたことで、俄に騒動になっていたものでした。
また、真偽のほどはよく確認する必要はあるかと思いますが、架空の代理人会社とクラブの間をとりもつ約束もしていたということが、報じられています。
イングランドは、当面の措置としてガレス・サウスゲートU21監督に、暫定指揮を任せる方針のようで、その間に後任選出を進めるとのこと。
サム・アラダイス本人の責任も当然問われていくことでしょうが、慎重な人選を行ったのか?という意味で、FAにも批判が出ることも予想されます。
私としては、リバプールのプレイヤーを大切にしてくれる監督なら、それでいいのですが・・・。
イングランドでは、俄に新監督選びという大きな作業が、ふたたび起こる事態になったことで、今後様々な推測記事も流れそうです。